第52回
52AM062|第52回 視能訓練士国家試験 過去問
2つ選択
交代プリズム遮閉試験で斜視角が固視眼によって異なるのはどれか。2つ選べ。
解答・解説を見る
正解3・4
正答
3、4
この問題のポイント
固視眼により斜視角が異なる病態を問う問題です。
解説
動眼神経麻痺のような麻痺性斜視では、麻痺眼で固視させたときの偏位(第2偏位)が健眼固視時(第1偏位)より大きくなるため、固視眼により斜視角が異なります。
交代性上斜位では、どちらの眼を固視眼にしても非固視眼が上転するため、右眼固視と左眼固視で測定値が異なります。開散麻痺・恒常性外斜視・部分調節性内斜視は共同性で、第1偏位と第2偏位が等しくなります。
選択肢の確認
1.開散麻痺
誤り。開散麻痺は共同性であり固視眼により斜視角は変わらない。
2.恒常性外斜視
誤り。恒常性外斜視は共同性であり固視眼により斜視角は変わらない。
3.交代性上斜位
正しい。交代性上斜位ではどちらを固視眼にしても非固視眼が上転する。
4.動眼神経麻痺
正しい。動眼神経麻痺では第2偏位が第1偏位より大きい。
5.部分調節性内斜視
誤り。部分調節性内斜視は共同性であり固視眼により斜視角は変わらない。
覚えるポイント
- 共同性斜視=第1偏位=第2偏位。麻痺性斜視=第2偏位>第1偏位。
- 交代性上斜位はHeringの法則に従わず、両眼で測定値が異なる。
- 第1偏位=健眼固視、第2偏位=麻痺眼固視。
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