47AM049第47回 視能訓練士国家試験 過去問

眼球突出をきたすのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

眼球突出をきたす疾患を選ぶ問題です。

解説

甲状腺眼症(Graves眼症)では、自己免疫性炎症により外眼筋(とくに下直筋・内直筋の筋腹)と眼窩脂肪組織が腫大し、限られた眼窩容積のなかで眼球が前方へ押し出されて眼球突出をきたします。眼瞼後退・Graefe徴候を伴います。

眼窩壁骨折では眼窩容積が広がるため眼球陥凹、Horner症候群でも見かけ上の眼球陥凹がみられます。重症筋無力症・Duane症候群では眼球突出は起こりません。

選択肢の確認

1.眼窩壁骨折
誤り。眼窩壁骨折では眼窩容積が広がり眼球陥凹となる。

2.甲状腺眼症
正しい。甲状腺眼症では外眼筋と眼窩脂肪の腫大により眼球突出をきたす。

3.重症筋無力症
誤り。重症筋無力症は神経筋接合部の障害であり眼球突出はない。

4.Duane 症候群
誤り。Duane症候群では内転時に眼球後退がみられる。

5.Horner 症候群
誤り。Horner症候群では見かけ上の眼球陥凹がみられる。

覚えるポイント

  • 眼球突出=甲状腺眼症、眼窩腫瘍、眼窩蜂巣炎、頸動脈海綿静脈洞瘻。
  • 眼球陥凹=眼窩壁骨折、Horner症候群、加齢性の眼窩脂肪減少。
  • Hertel眼球突出計で左右差2 mm以上、または20 mm以上を異常とする。

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