47AM063|第47回 視能訓練士国家試験 過去問
生理的複視訓練で正しいのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: 2・5
正答
2、5
この問題のポイント
生理的複視訓練の原理を問う問題です。
解説
生理的複視は、固視点以外の対象がPanumの融像感覚圏の外にあるために二重に見える正常な現象です。訓練ではこれを意識的に自覚させ、傍中心窩の抑制を除去します。
固視点より手前の対象は交差性複視となり、各眼の耳側網膜に投影されます。顕性斜視である必要はなく、負荷するのは調節ではなく複視の自覚です。
選択肢の確認
1.輻湊性調節を負荷する。
誤り。負荷するのは輻湊性調節ではなく複視の自覚である。
2.傍中心窩の抑制を除去する。
正しい。傍中心窩の抑制を除去することが訓練の目的である。
3.顕性斜視が適応の条件である。
誤り。顕性斜視である必要はない。
4.Panum の融像感覚圏内に視標を提示する。
誤り。Panumの融像感覚圏の外に視標を提示する。
5.交差性複視の知覚時には視標が耳側網膜に映っている。
正しい。交差性複視のときは視標が各眼の耳側網膜に投影されている。
覚えるポイント
- 生理的複視=Panum圏外の対象が二重に見える正常現象。
- 固視点より手前=交差性複視(耳側網膜)、遠く=同側性複視(鼻側網膜)。
- 3 dot card(Brock string)が代表的な訓練具。