47PM029第47回 視能訓練士国家試験 過去問

不正乱視が認められたため角膜形状解析装置による解析を行ったところ高次収差が高値で検出された。正しいのはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

高次収差が高値の不正乱視で、どの矯正法が有効かを問う問題です。

解説

眼鏡レンズは球面度数と円柱度数(低次収差)しか矯正できません。したがって高次収差による不正乱視は眼鏡では矯正できず、良好な視力が得られません

ハードコンタクトレンズは涙液レンズによって角膜前面の不正を光学的に埋めるため、良好な視力が得られます。LASIKは不正乱視をかえって増やす可能性があり適応外、角膜移植は進行例の最終手段、白内障手術自体は可能です。

選択肢の確認

1.LASIK の適応となる。
誤り。高次収差の高い不正乱視ではLASIKは適応外である。

2.角膜移植の適応となる。
誤り。角膜移植は進行例の最終手段であり、この所見だけでは適応にならない。

3.白内障の手術ができない。
誤り。白内障手術自体は実施できる。

4.眼鏡で良好な視力が得られない。
正しい。眼鏡は低次収差しか矯正できず、不正乱視では良好な視力が得られない。

5.ハードコンタクトレンズで良好な視力が得られない。
誤り。ハードコンタクトレンズでは涙液レンズにより良好な視力が得られる。

覚えるポイント

  • 低次収差=球面度数・円柱度数。眼鏡で矯正できる。
  • 高次収差=球面収差・コマ収差など。眼鏡では矯正できない。
  • 不正乱視の矯正=ハードコンタクトレンズ(涙液レンズ効果)。

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