50PM011|第50回 視能訓練士国家試験 過去問
正乱視で正しいのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
正乱視の光学的性質を問う問題です。
解説
円柱レンズの度数は、軸が一致する場合のみ単純に加算できます。2枚の円柱レンズの軸が一致しない場合は度数の加法性が成立せず、合成された結果は球面成分・円柱成分・軸のすべてが変化します。
正乱視では強主経線と弱主経線は直交し、球面レンズと円柱レンズで矯正でき、円柱レンズによる眼鏡矯正では視空間の歪みが生じ、2つの焦線の中間にできる円形の断面が最小錯乱円です(焦線の間隔はSturmの間隔)。
選択肢の確認
1.強主経線と弱主経線は直交しない。
誤り。正乱視では強主経線と弱主経線は直交する。
2.球面レンズと円柱レンズで矯正できない。
誤り。正乱視は球面レンズと円柱レンズで矯正できる。
3.眼鏡矯正においては視空間の歪みは発生しない。
誤り。円柱レンズによる眼鏡矯正では視空間の歪みが生じる。
4.トーリックレンズにおける2つの焦線の間隔を最小錯乱円という。
誤り。2つの焦線の間隔はSturmの間隔であり、最小錯乱円は中間の円形断面である。
5.2枚の円柱レンズの軸が一致しない場合、度数の加法性が成立しない。
正しい。2枚の円柱レンズの軸が一致しない場合、度数の加法性は成立しない。
覚えるポイント
- 正乱視=主経線が直交。球面+円柱レンズで矯正可能。
- 不正乱視=主経線が直交しない。ハードコンタクトレンズで矯正する。
- Sturmのコノイド=前焦線・最小錯乱円・後焦線。