53PM019|第53回 視能訓練士国家試験 過去問
乱視について誤っているのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
乱視に関する用語と性質を問う問題です。
解説
Sturmの間隔は、**前焦線と後焦線の間の距離(間隔)**を指すもので、最小錯乱円の直径ではありません。したがってこの記述が誤りです。Sturmの間隔は円柱度数の絶対値に相当します。
高齢者に倒乱視が多い、遠視性単乱視では前焦線が網膜上にある、直乱視は垂直方向の屈折力が最も強い、角膜乱視が水晶体乱視で補償されることが多いという記述は、いずれも正しいものです。
選択肢の確認
1.高齢者は倒乱視が多い。
誤り。高齢者に倒乱視が多いという記述は正しい。
2.遠視性単乱視の前焦線は網膜上にある。
誤り。遠視性単乱視の前焦線が網膜上にあるという記述は正しい。
3.最小錯乱円の直径をSturm の間隔という。
正しい。Sturmの間隔は前焦線と後焦線の間隔であり、最小錯乱円の直径ではない。
4.直乱視は垂直方向に最も強い屈折力をもつ。
誤り。直乱視が垂直方向に最も強い屈折力をもつという記述は正しい。
5.角膜乱視は水晶体乱視で補償されることが多い。
誤り。角膜乱視が水晶体乱視で補償されることが多いという記述は正しい。
覚えるポイント
- Sturmのコノイド=前焦線・最小錯乱円・後焦線。Sturmの間隔=2つの焦線の間隔。
- 直乱視=垂直経線の屈折力が強い(若年者に多い)。倒乱視=水平経線が強い(高齢者に多い)。
- 全乱視=角膜乱視+水晶体乱視。互いに打ち消し合うことが多い。