第53回

53PM020|第53回 視能訓練士国家試験 過去問

眼鏡の鼻パッドのアーム(クリングス)が曲がっている。眼鏡レンズの屈折力は、-10.00D、頂点間距離は7 mm であった。頂点間距離12 mm と比べたとき矯正効果の変化量で正しいのはどれか。ただし、-10.00D で完全矯正状態とする。

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正解2

正答

2

この問題のポイント

頂点間距離の変化による矯正効果の変化量を求める問題です。

解説

凹レンズを眼に近づけると、角膜面での実効度数が強くなります。−10.00 Dのレンズでは、頂点間距離12 mmでの実効度数が約−8.93 D、7 mmでは約−9.35 Dです。

その差は約−0.42 Dなので、選択肢では−0.50 Dが最も近く、約0.5 Dの過矯正になっていることを意味します。強度近視ほど頂点間距離の影響が大きくなります。

選択肢の確認

1.-1.00D
誤り。−1.00 Dでは変化量が大きすぎる。

2.-0.50D
正しい。実効度数が約0.5 D強くなり過矯正となる。

3.±0.00D
誤り。頂点間距離が変われば実効度数も変わる。

4.+0.50D
誤り。凹レンズを近づけると実効度数は強くなる(マイナス側へ変化する)。

5.+1.00D
誤り。変化の向きが逆で、量も大きすぎる。

覚えるポイント

  • 凹レンズを近づける=実効度数が強くなる(過矯正)。凸レンズなら逆。
  • F_角膜面=F/(1−d×F)。強い度数ほど影響が大きい。
  • 鼻パッドの調整不良は矯正効果を変えるため、フィッティングの確認が重要。

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