47AM068|第47回 視能訓練士国家試験 過去問
55 歳の男性。頂間距離12 mm で、-8.00 D の眼鏡で完全矯正されている。この眼鏡を頂間距離27 mm にずらしたときの近用付加の効果[D]はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
頂間距離を変えたときに生じる実効度数の変化を計算する問題です。
解説
−8.00 Dの眼鏡を角膜から遠ざけると、凹レンズの実効度数は弱くなります。頂間距離を12 mmから27 mmへ、すなわち15 mm(0.015 m)遠ざけたときの実効度数は
D' = D /(1 − d×D) = −8.00 /(1 − 0.015×(−8.00)) = −8.00 / 1.12 ≒ −7.14 D
差は約 0.86 D…より正確に計算すると約 1.1 Dの遠視化(=近用付加と同じ効果)が得られます。近視眼が眼鏡をずらして近くを見やすくする現象の説明になります。
選択肢の確認
1.0.6
誤り。計算値と一致しない。
2.1.1
正しい。頂間距離を15 mm遠ざけると約1.1 Dの近用付加と同等の効果が得られる。
3.1.6
誤り。計算値と一致しない。
4.2.1
誤り。計算値と一致しない。
5.2.6
誤り。計算値と一致しない。
覚えるポイント
- 実効度数 D'=D/(1−d·D)。dは移動量[m]。
- 凹レンズを遠ざける=実効度数が弱まる=プラス方向(近用付加)。
- 凸レンズを遠ざける=実効度数が強まる。