47PM040|第47回 視能訓練士国家試験 過去問
治療に緊急性を要する疾患はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
緊急性の高い眼疾患を選ぶ問題です。
解説
網膜中心動脈閉塞症は網膜内層の血流が途絶する疾患で、**網膜が不可逆的な障害を受けるまでの時間が短い(数時間)**ため、眼球マッサージ、前房穿刺、炭酸ガス吸入などをただちに行う超緊急疾患です。基礎に頸動脈病変や心原性塞栓があることが多く、全身検索も急ぎます。
網膜色素変性・網膜格子状変性・硝子体閃輝性融解・中心性漿液性脈絡網膜症は、いずれも緊急の処置を要しません。
選択肢の確認
1.網膜色素変性
誤り。網膜色素変性は緩徐に進行し緊急性はない。
2.網膜格子状変性
誤り。網膜格子状変性は経過観察または予防的光凝固の対象である。
3.硝子体閃輝性融解
誤り。硝子体閃輝性融解は視機能への影響が乏しい。
4.網膜中心動脈閉塞症
正しい。網膜中心動脈閉塞症は数時間以内の処置を要する超緊急疾患である。
5.中心性漿液性脈絡網膜症
誤り。中心性漿液性脈絡網膜症は多くが自然軽快する。
覚えるポイント
- 眼科の緊急疾患=網膜中心動脈閉塞症、急性緑内障発作、化学外傷、眼内炎、眼球穿孔。
- 化学外傷はまず大量の生理食塩水で洗浄する(診察より洗浄が優先)。
- CRAOでは全身の塞栓源検索も急ぐ。