47PM054|第47回 視能訓練士国家試験 過去問
調節麻痺薬の副作用でないのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
調節麻痺薬(抗コリン薬)の全身副作用を問う問題です。
解説
アトロピンなどの抗コリン薬は、副交感神経を全身で遮断するため、顔面紅潮、発熱(発汗抑制による)、口渇、頻脈、幻覚・興奮、運動失調、尿閉といった副作用をきたします。とくに小児では中枢症状が出やすく注意が必要です。
多尿ではなく**尿閉(排尿困難)**が正しい副作用です。点眼後は涙嚢部を圧迫して全身移行を減らします。
選択肢の確認
1.幻覚
誤り。幻覚は抗コリン薬の中枢性副作用である。
2.多尿
正しい。抗コリン薬では多尿ではなく尿閉(排尿困難)が生じる。
3.発熱
誤り。発汗抑制による発熱は抗コリン薬の副作用である。
4.運動失調
誤り。運動失調は中枢性副作用として起こりうる。
5.顔面紅潮
誤り。顔面紅潮は抗コリン薬の代表的な副作用である。
覚えるポイント
- 抗コリン薬の副作用=顔面紅潮・発熱・口渇・頻脈・尿閉・幻覚・興奮。
- 小児・高齢者で中枢症状が出やすい。
- 点眼後の涙嚢部圧迫で全身移行を減らせる。