47PM053|第47回 視能訓練士国家試験 過去問
屈折異常に対し眼鏡を常用しても視力向上がみられない。原因を調べる上で有用なのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: 3・4
正答
3、4
この問題のポイント
眼鏡常用でも視力が改善しない原因を調べる検査を選ぶ問題です。
解説
屈折矯正で改善しない視力低下では、器質的疾患の有無を確かめます。OCTは黄斑低形成、黄斑前膜、網膜分離、視神経低形成といった形態異常を非侵襲的に描出できます。ERGは錐体ジストロフィ、網膜色素変性、先天停止性夜盲など網膜機能の異常を検出します。
EMGは骨格筋、ENGは眼球運動、OKNは視運動性眼振の評価であり、視力不良の器質的原因の検索には向きません。
選択肢の確認
1.EMG
誤り。EMGは骨格筋の評価であり視力不良の原因検索に向かない。
2.ENG
誤り。ENGは眼球運動の記録である。
3.ERG
正しい。ERGで網膜機能の異常(錐体ジストロフィなど)を検出できる。
4.OCT
正しい。OCTで黄斑低形成や視神経低形成などの形態異常を検出できる。
5.OKN
誤り。OKNは視運動性眼振の評価であり原因検索には向かない。
覚えるポイント
- 矯正で改善しない弱視=器質的疾患(黄斑低形成・視神経低形成・網膜ジストロフィ)を疑う。
- 形態はOCT、機能はERG(網膜)・VEP(視路)で評価する。
- 乳幼児では鎮静下の検査が必要になることもある。