47AM025|第47回 視能訓練士国家試験 過去問
+2.00 D◯cyl-1.50 D 90°の屈折異常がある患者に+0.50 D の球面レンズを装用させた状態はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
球面レンズを付加したときの前焦線・後焦線の位置を求める問題です。
解説
+2.00 D◯cyl−1.50 D 90°では、主経線は90°方向が+2.00 D、180°方向が+2.00−1.50=+0.50 Dです。ここに**+0.50 Dの球面レンズ**を加えると、
・90°方向:+2.00 + 0.50 = +2.50 D → まだ矯正不足(遠視性)で、対応する焦線は網膜後方
・180°方向:+0.50 + 0.50 = +1.00 D → …
ここで屈折値は「あとどれだけ必要か」を表すため、+0.50 D付加後に0 Dとなった経線の焦線が網膜上に来ます。この設定では前焦線が網膜上、後焦線が網膜後方となります。
選択肢の確認
1.前焦線 網膜前方/後焦線 網膜前方
誤り。両焦線とも網膜前方になるのは近視性複乱視の場合である。
2.前焦線 網膜前方/後焦線 網膜上
誤り。前焦線が網膜前方、後焦線が網膜上になる状態ではない。
3.前焦線 網膜前方/後焦線 網膜後方
誤り。混合乱視(前焦線が前方、後焦線が後方)の状態ではない。
4.前焦線 網膜上/後焦線 網膜後方
正しい。前焦線が網膜上、後焦線が網膜後方となる単性遠視性乱視の状態である。
5.前焦線 網膜後方/後焦線 網膜後方
誤り。両焦線とも網膜後方になるのは矯正を加える前の状態である。
覚えるポイント
- 主経線の度数=球面度数と、球面+円柱度数。
- 焦線は、その経線と直交する向きにできる。
- 前焦線が網膜上=単性遠視性乱視、後焦線が網膜上=単性近視性乱視。