55PM066|第55回 視能訓練士国家試験 過去問
20 歳の女性。右眼の自覚的屈折検査の途中であり、±0.25 D のクロスシリンダで測定しているときの写真(別冊No. 7)を別に示す。-1.00 D◯cyl-0.50 D 180°で矯正されている状態から、クロスシリンダを使用したところA よりもB の方がよく見えるという。検眼枠にレンズを組み替えた後の屈折度はどれか。

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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
クロスシリンダによる円柱度数の調整を問う図問題です。
解説
クロスシリンダで円柱度数を調整する際、マイナス円柱側が見やすければ円柱度数を強める(マイナス側へ0.25 D)、その逆なら弱めます。
このとき等価球面度数を保つため、円柱を0.50 D強めたら球面度数を0.25 Dプラス側へ補正します。−1.00 D◯cyl−0.50 Dから円柱を−1.00 Dに強めるなら、球面は−0.75 Dとなり、**−0.75 D◯cyl−1.00 D 180°**になります。
選択肢の確認
1.-1.25 D
誤り。円柱成分が失われており正しくない。
2.-0.75 D◯cyl-1.00 D 180°
正しい。円柱を強め、等価球面度数を保つよう球面を補正した値である。
3.-1.00 D◯cyl-1.00 D 180°
誤り。球面度数の補正が行われていない。
4.-1.25 D◯cyl-0.50 D 180°
誤り。円柱度数が変わっておらず球面のみ変えている。
5.-1.75 D◯cyl+1.00 D 180°
誤り。円柱度数の符号が反転しており正しくない。
覚えるポイント
- クロスシリンダ=軸→度数の順に決定する。最小錯乱円を網膜上に保つ。
- 円柱を0.50 D強めたら球面を0.25 Dプラス側へ補正する(等価球面度数の維持)。
- 等価球面度数=球面度数+円柱度数/2。