48AM045|第48回 視能訓練士国家試験 過去問
他覚的屈折検査と自覚的屈折検査で屈折値が著しく異なるのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
他覚的屈折値と自覚的屈折値が乖離する病態を問う問題です。
解説
調節けいれんでは、毛様体筋が持続的に収縮して水晶体が厚くなったままになるため、他覚的屈折検査では強い近視として測定される一方、自覚的には調節を緩めた状態の値が出たり、調節麻痺薬下では近視度が大きく減ったりします。この差が大きいのが特徴です。
近視・乱視・不同視では両者は概ね一致し、調節麻痺の状態ではむしろ両者が安定して一致します。
選択肢の確認
1.近視
誤り。近視では他覚的値と自覚的値は概ね一致する。
2.乱視
誤り。乱視でも両者は概ね一致する。
3.不同視
誤り。不同視は左右差の問題であり、他覚と自覚の乖離は生じない。
4.調節麻痺
誤り。調節麻痺下ではむしろ両者は安定して一致する。
5.調節けいれん
正しい。調節けいれんでは他覚的屈折値と自覚的屈折値が著しく異なる。
覚えるポイント
- 調節けいれん=偽近視。調節麻痺下の屈折検査で近視度が大きく減る。
- 若年者の急な近視化では調節けいれんを疑う。
- 治療は生活指導、調節麻痺薬の点眼。