52AM033|第52回 視能訓練士国家試験 過去問
小児のオートレフラクトメータによる他覚的屈折検査で正確性を高めるのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
小児の他覚的屈折検査の精度を高める方法を問う問題です。
解説
小児は調節力が非常に強く、器械をのぞくと器械近視が働いて実際より近視寄り(遠視が過小)に測定されてしまいます。これを防ぐには調節麻痺薬(シクロペントラート、アトロピンなど)を点眼して調節を除いた状態で測定します。
測定は複数回行い、瞼裂は十分に開かせ、眼鏡は外し、内部視標を努力して固視させると調節が働くため避けます。
選択肢の確認
1.1回のみ測定
誤り。複数回測定して再現性を確認する。
2.瞼裂幅の狭小化
誤り。瞼裂を十分に開かせる必要がある。
3.眼鏡装用下で測定
誤り。眼鏡は外して測定する。
4.調節麻痺薬の点眼
正しい。調節麻痺薬の点眼により器械近視を防ぎ精度が上がる。
5.内部視標の努力固視
誤り。内部視標を努力して固視させると調節が働く。
覚えるポイント
- 小児の屈折検査は調節麻痺下が原則。潜伏遠視を見逃さない。
- シクロペントラート=作用が短い。アトロピン=完全な調節麻痺だが数日を要する。
- 器械近視=器械をのぞくことで近接性の調節が誘発される現象。