52AM034|第52回 視能訓練士国家試験 過去問
直像鏡で固視検査を行い、その所見(別冊No. 5)を別に示す。図の×は固視点を表す。誤っているのはどれか。

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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
直像鏡による固視検査の所見を読み取る図問題です。
解説
直像鏡による固視検査では、患者に固視標の中心を見させ、固視点(×)が中心窩のどこに落ちているかを眼底で直接観察します。図では乳頭が右側、中心窩(点線の円)が左側にあり、直像鏡の正立像で乳頭が右に見えるのは右眼です。
固視点は中心窩から離れ、中心窩と乳頭の間、すなわち中心窩の鼻側に複数の×が散らばって記されています。中心窩固視でないので偏心固視(周辺固視)で弱視があると判断でき、×が複数あることは固視が不安定であることを示します。位置は鼻側なので「耳側固視」という記述が誤りです。
選択肢の確認
1.弱視がある。
誤り。偏心固視があり弱視が存在するという記述は正しい。
2.周辺固視である。
誤り。中心窩から離れた周辺固視であるという記述は正しい。
3.耳側固視である。
正しい。図の固視点の位置は耳側固視には該当しない。
4.検査眼は右眼である。
誤り。視神経乳頭の位置から検査眼が右眼であるという記述は正しい。
5.固視が不安定である。
誤り。固視が不安定であるという記述は正しい。
覚えるポイント
- 固視の分類=中心固視・傍中心窩固視・黄斑固視・傍乳頭固視・周辺固視。
- 視神経乳頭のある側が鼻側。左右眼の判定はこれで行う。
- 偏心固視があると遮閉訓練の効果が乏しく、予後が悪い。