48AM054|第48回 視能訓練士国家試験 過去問
調節と輻湊について正しいのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: 3・4
正答
3、4
この問題のポイント
調節と輻湊の基本と臨床的対応を問う問題です。
解説
非屈折性調節性内斜視(高AC/A比)では、近見時の過剰な調節性輻湊が問題なので、近用部で調節を肩代わりする二重焦点レンズが適応です。屈折性調節性内斜視は遠視の未矯正が原因なので、遠視の完全矯正眼鏡が治療になります。
遠視眼は遠方視でも調節が必要、調節時は水晶体前面の曲率半径が小さく(膨らむ)なり、正視の人が1 mを注視すると1 MAの輻湊が必要です。
選択肢の確認
1.遠視眼で遠方視時に調節は働かない。
誤り。遠視眼では遠方視でも調節が必要である。
2.調節時は水晶体前面の曲率半径が大きくなる。
誤り。調節時は水晶体前面の曲率半径が小さくなる(膨らむ)。
3.非屈折性調節性内斜視は二重焦点レンズの適応となる。
正しい。非屈折性調節性内斜視には二重焦点レンズが適応となる。
4.屈折性調節性内斜視の治療は遠視を眼鏡で完全矯正する。
正しい。屈折性調節性内斜視は遠視の完全矯正眼鏡で治療する。
5.正視の人が1m を注視した場合、1/2 MA〈meter angle〉の輻湊が必要である。
誤り。1 mの注視には1 MAの輻湊が必要である。
覚えるポイント
- メートル角(MA)=1/注視距離[m]。1 mなら1 MA。
- 屈折性調節性内斜視=完全屈折矯正。非屈折性=二重焦点レンズ。
- 調節時は水晶体が厚くなり曲率半径が小さくなる。