48PM005|第48回 視能訓練士国家試験 過去問
動脈硬化症の進行度を判定する部位はどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
全身の動脈硬化を直接観察できる部位を問う問題です。
解説
網膜は、生体で唯一血管を直接、非侵襲的に観察できる部位です。眼底検査により、細動脈の狭細化、動静脈交叉現象、銅線動脈・銀線動脈といった動脈硬化性変化を評価でき、Scheie分類やKeith-Wagener分類で全身の動脈硬化・高血圧の進行度を判定します。
角膜・前房・水晶体・硝子体には血管がなく、動脈硬化の評価はできません(角膜輪は脂質沈着で高脂血症の指標になりますが、動脈硬化の進行度判定の部位ではありません)。
選択肢の確認
1.角膜
誤り。角膜は無血管組織である。
2.前房
誤り。前房は房水で満たされた空間である。
3.水晶体
誤り。水晶体は無血管組織である。
4.硝子体
誤り。硝子体は無血管組織である。
5.網膜
正しい。網膜は血管を直接観察できる唯一の部位で動脈硬化の判定に用いる。
覚えるポイント
- 眼底は全身の血管を直接観察できる「窓」。
- Scheie分類=高血圧性変化と硬化性変化を別々に評価する。
- 動脈硬化=口径不同・狭細化・動静脈交叉現象・銅線/銀線動脈。