第48回
48PM047|第48回 視能訓練士国家試験 過去問
2つ選択
散瞳がみられるのはどれか。2つ選べ。
解答・解説を見る
正解1・4
正答
1、4
この問題のポイント
散瞳をきたす病態・薬剤を選ぶ問題です。
解説
散瞳は、瞳孔括約筋の麻痺(副交感神経の障害)か瞳孔散大筋の過剰収縮(交感神経の亢進)で生じます。Adie症候群(毛様体神経節の障害)と動眼神経麻痺は、いずれも副交感神経の障害により散瞳します。
Horner症候群(交感神経障害)は縮瞳、ピロカルピン点眼(副交感刺激)と有機リン中毒(コリンエステラーゼ阻害)も縮瞳をきたします。
選択肢の確認
1.Adie 症候群
正しい。Adie症候群は毛様体神経節の障害により散瞳する。
2.Horner 症候群
誤り。Horner症候群は交感神経障害により縮瞳する。
3.ピロカルピン塩酸塩点眼
誤り。ピロカルピン塩酸塩は副交感神経刺激薬で縮瞳する。
4.動眼神経麻痺
正しい。動眼神経麻痺では副交感成分の障害により散瞳する。
5.有機リン中毒
誤り。有機リン中毒ではアセチルコリン蓄積により縮瞳する。
覚えるポイント
- 散瞳=動眼神経麻痺、Adie症候群、外傷性散瞳、抗コリン薬、交感神経刺激薬。
- 縮瞳=Horner症候群、有機リン中毒、橋出血、副交感刺激薬。
- 明所で目立つ=散瞳側が患側、暗所で目立つ=縮瞳側が患側。
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