47PM019|第47回 視能訓練士国家試験 過去問
散瞳した場合に見えにくくなることに関係するのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: 4・5
正答
4、5
この問題のポイント
散瞳により見えにくくなる光学的な理由を問う問題です。
解説
瞳孔が大きくなると、レンズ周辺部を通る光線の割合が増えます。周辺光線は中心部と焦点がずれるため、水晶体の球面収差と角膜のコマ収差が顕在化し、像がぼやけてコントラストが下がります。
瞳孔での回折は逆に縮瞳時に問題となる現象で、γ角や角膜曲率半径は瞳孔径とは無関係です。
選択肢の確認
1.γ 角
誤り。γ角は瞳孔径とは無関係である。
2.角膜曲率半径
誤り。角膜曲率半径は瞳孔径とは無関係である。
3.瞳孔での回折
誤り。瞳孔での回折は縮瞳時に問題となる。
4.角膜のコマ収差
正しい。散瞳により角膜のコマ収差が顕在化する。
5.水晶体の球面収差
正しい。散瞳により水晶体の球面収差が顕在化する。
覚えるポイント
- 散瞳=周辺光線が増える=球面収差・コマ収差が増える。
- 縮瞳=回折が増えるが焦点深度は深くなる。
- 最適な瞳孔径は2〜3 mm程度とされる。