45PM014第45回 視能訓練士国家試験 過去問

眼内レンズ挿入術後しばらくしてからグレアが生じる場合、最も関係するのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

眼内レンズ挿入後しばらくして生じるグレアの機序を問う問題です。

解説

術後しばらくしてから生じるグレアは、後発白内障による後嚢混濁が主因です。混濁部で光が散乱し、網膜像のコントラストが低下してまぶしさとして自覚されます。

回折は多焦点IOLの光学設計、色収差は波長による屈折差、コマ収差・球面収差はレンズの偏心や周辺部の屈折特性による像の乱れで、いずれも「しばらくしてから」生じる変化の説明にはなりません。

選択肢の確認

1.回折
誤り。回折は多焦点IOLの設計原理であり、経時的な変化ではない。

2.散乱
正しい。後嚢混濁による光の散乱がグレアの主因である。

3.色収差
誤り。色収差は波長による屈折差で、経時変化しない。

4.コマ収差
誤り。コマ収差はレンズの偏心などによるが、経時的なグレアの主因ではない。

5.球面収差
誤り。球面収差はレンズ設計に由来し、経時変化しない。

覚えるポイント

  • 術後グレアの経時的増悪=後発白内障(後嚢混濁)を疑う。
  • 治療はYAGレーザー後嚢切開術。
  • 散乱はコントラスト低下と羞明として自覚される。

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