54PM030|第54回 視能訓練士国家試験 過去問
眼内レンズ挿入眼の前眼部写真(別冊No. 3)を別に示す。この写真の観察法はどれか。

解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
細隙灯顕微鏡の照明法を問う図問題です。
解説
**徹照法(retroillumination)は、眼底からの反射光を背景として、前方の構造をシルエット(影絵)**として観察する方法です。眼内レンズの位置、後発白内障、虹彩の萎縮、角膜の混濁などが暗い影として明瞭に浮かび上がります。
間接照明法・強膜散乱法・広汎照明法・直接照明法は、いずれも異なる照明のかけ方です。
選択肢の確認
1.徹照法
正しい。眼底からの反射光を背景としてシルエットを観察する徹照法である。
2.間接照明法
誤り。間接照明法は光束の隣の部位を観察する方法である。
3.強膜散乱法
誤り。強膜散乱法は輪部に光を当てて角膜内を散乱光で観察する方法である。
4.広汎照明法
誤り。広汎照明法は広い光束で全体を観察する方法である。
5.直接照明法
誤り。直接照明法は光束を当てた部位そのものを観察する方法である。
覚えるポイント
- 徹照法=眼底反射を背景にシルエットを見る。後発白内障・虹彩萎縮の観察に有用。
- 強膜散乱法=輪部に光を当て、角膜内の散乱光で微細な混濁を見る。
- 照明法=広汎・直接(細隙)・間接・徹照・強膜散乱・鏡面反射。