49AM071第49回 視能訓練士国家試験 過去問

36歳の男性。ソフトコンタクトレンズを常用している。2日前からの左眼の眼痛と充血を主訴に来院した。コンタクトレンズを着けたまま就寝することもあったという。左眼の前眼部写真(別冊No. 6)を別に示す。 この患者にみられるのはどれか。2つ選べ。

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2つ選択
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正解: 1・3

正答

1、3

この問題のポイント

コンタクトレンズ関連の急性角膜障害の症状を問う問題です。

解説

ソフトコンタクトレンズを装用したまま就寝すると、角膜が強い低酸素状態に置かれて角膜上皮が広範に脱落します。角膜には三叉神経終末が密に分布しているため、上皮が失われると強い眼痛・異物感・羞明と、反射性の流涙が生じます。

夜盲は杆体の障害、角膜穿孔は実質全層の欠損、角膜色素沈着は薬剤沈着などによるもので、この急性の経過では生じません。

選択肢の確認

1.羞明
正しい。上皮欠損により羞明が生じる。

2.夜盲
誤り。夜盲は杆体の障害で生じるもので、この病態では生じない。

3.流涙
正しい。刺激により反射性の流涙が生じる。

4.角膜穿孔
誤り。角膜穿孔は実質全層の欠損であり、この急性期の所見ではない。

5.角膜色素沈着
誤り。角膜色素沈着は薬剤沈着などによる別の所見である。

覚えるポイント

  • CL装用下就寝=低酸素→広範な角膜上皮びらん。
  • 症状=強い眼痛・羞明・流涙・異物感・充血。
  • 細菌感染(緑膿菌・アカントアメーバ)への進展に厳重注意。

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