49AM016|第49回 視能訓練士国家試験 過去問
外眼筋の作用に影響を与えるのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
外眼筋の作用に影響を与える病原体を問う問題です。
解説
ボツリヌス菌が産生するボツリヌス毒素は、神経筋接合部でのアセチルコリン放出を阻害して筋を弛緩させます。食中毒では外眼筋麻痺・眼瞼下垂・複視・散瞳が初期症状として現れます。
この作用を治療に応用したのがボツリヌス毒素注射で、眼瞼けいれん・片側顔面けいれん・斜視に用いられます。結核菌・百日咳菌・トキソプラズマ・アスペルギルスは外眼筋の作用に直接影響しません。
選択肢の確認
1.結核菌
誤り。結核菌は外眼筋の作用に直接影響しない。
2.百日咳菌
誤り。百日咳菌は外眼筋の作用に影響しない。
3.ボツリヌス菌
正しい。ボツリヌス菌の毒素は神経筋伝達を阻害し外眼筋を麻痺させる。
4.トキソプラズマ
誤り。トキソプラズマは網脈絡膜炎をきたす。
5.アスペルギルス
誤り。アスペルギルスは真菌性角膜炎や眼窩感染をきたす。
覚えるポイント
- ボツリヌス毒素=アセチルコリン放出阻害→筋弛緩。
- 食中毒では外眼筋麻痺・眼瞼下垂・散瞳・複視が初期症状。
- 治療応用=眼瞼けいれん・片側顔面けいれん・斜視。