49AM019|第49回 視能訓練士国家試験 過去問
屈折状態について最小錯乱円が網膜より前方にあるのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
混合乱視の最小錯乱円の位置を判定する問題です。
解説
最小錯乱円の位置は等価球面度数で決まります。等価球面度数がマイナス(近視性)なら最小錯乱円は網膜より前方、プラスなら後方、0なら網膜上です。
各選択肢の等価球面度数を計算すると、+1.00 D◯cyl−2.50 D 180° は 1.00+(−2.50/2) = −0.25 D で唯一マイナスとなり、最小錯乱円が網膜前方にあります。
選択肢の確認
1.cyl+0.50 D 45°
誤り。cyl+0.50 Dのみでは等価球面度数が+0.25 Dで網膜後方となる。
2.-0.50 D◯cyl+1.00 D 90°
誤り。等価球面度数は−0.50+0.50=0 Dで網膜上となる。
3.-1.00 D◯cyl+2.50 D 90°
誤り。等価球面度数は−1.00+1.25=+0.25 Dで網膜後方となる。
4.+1.00 D◯cyl-2.50 D 180°
正しい。等価球面度数は1.00−1.25=−0.25 Dで最小錯乱円は網膜前方にある。
5.+1.00 D◯cyl+3.00 D 180°
誤り。等価球面度数は1.00+1.50=+2.50 Dで網膜後方となる。
覚えるポイント
- 等価球面度数=球面度数+円柱度数/2。
- マイナス=最小錯乱円が網膜前方(近視性)。
- Sturmの円錐=前焦線→最小錯乱円→後焦線。