56PM019第56回 視能訓練士国家試験 過去問

網膜正常対応の患者の右眼前方に赤ガラスを置き、ペンライトで眼前33 cm から両眼を照らした。患者から見て白い光が右、赤い光が左に見えるとき、この患者の眼位はどれか。

解答・解説を見る

正解: 3

正答

3

この問題のポイント

赤フィルタ法の結果から眼位を判定する問題です。

解説

右眼に赤ガラスを置いたので、赤い光は右眼が見ている像です。それがに見えるということは、右眼の像が反対側(左)に投影されている、すなわち交差性複視です。

交差性複視は外斜視のときに生じます(内斜視なら同側性複視で、赤は右に見えます)。網膜正常対応であることも前提として成り立ちます。

選択肢の確認

1.右眼下斜視
誤り。上下斜視であれば複像は上下にずれる。

2.右眼上斜視
誤り。上下斜視であれば複像は上下にずれる。

3.外斜視
正しい。赤(右眼の像)が左に見える交差性複視は外斜視を示す。

4.内斜視
誤り。内斜視なら同側性複視となり赤は右に見える。

5.正位
誤り。正位であれば複視は生じない。

覚えるポイント

  • 外斜視=交差性複視(右眼の像が左に見える)。内斜視=同側性複視。
  • 赤フィルタを装用した眼の像がどちら側に見えるかで判定する。
  • 上下斜視では複像が上下にずれる(上斜視の眼の像が下に見える)。

関連問題

56PM01856PM020
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)