51PM062|第51回 視能訓練士国家試験 過去問
角膜反射が右眼では瞳孔耳側縁に、左眼では瞳孔中央に観察される際、右眼に赤フィルタを入れた場合、白色光に対して赤色光の位置はどれか。なお、正常対応であり、抑制は観察されないとする。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
赤フィルタ法による複像の位置を判断する問題です。
解説
右眼の角膜反射が瞳孔耳側縁にあるので、右眼は内斜視(約15Δ)です。内斜視では像が鼻側網膜に投影されるため、同側性(非交差性)複視となります。
同側性複視では、右眼で見た像は右側に見えます。したがって右眼に赤フィルタを入れると、赤色光は白色光の右に位置します。
選択肢の確認
1.右
正しい。右眼内斜視では同側性複視となり赤色光は右に見える。
2.左
誤り。左に見えるのは交差性複視(外斜視)の場合である。
3.上
誤り。上下のずれは水平斜視では生じない。
4.下
誤り。上下のずれは水平斜視では生じない。
5.正面で交代視
誤り。抑制がなく複視を自覚しているため交代視にはならない。
覚えるポイント
- 角膜反射が耳側=内斜視、鼻側=外斜視。
- 内斜視=同側性(非交差性)複視。外斜視=交差性複視。
- 赤フィルタを入れた眼の像がどちら側に見えるかで複視の型を判定する。