52PM017第52回 視能訓練士国家試験 過去問

白色光には種々の波長の光が含まれ波長によって焦点位置が異なる。この現象はどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

波長により焦点位置が異なる現象の名称を問う問題です。

解説

波長によって屈折率が異なるため焦点位置がずれる現象を色収差といいます。短波長(青)は屈折率が高く手前に、長波長(赤)は奥に結像します。

この性質を利用したのが**赤緑試験(レッドグリーンテスト)**で、赤が明瞭なら低矯正(近視寄り)、緑が明瞭なら過矯正と判断します。色覚異常者にも適用できます。

選択肢の確認

1.色収差
正しい。波長により焦点位置が異なるのが色収差である。

2.球面収差
誤り。球面収差は瞳孔周辺部を通る光線による収差である。

3.コマ収差
誤り。コマ収差は軸外の点像が彗星状に伸びる収差である。

4.非点収差
誤り。非点収差は直交する2方向で焦点が異なる収差である。

5.高次波面収差
誤り。高次波面収差は球面・円柱で表せない収差の総称である。

覚えるポイント

  • 色収差=波長による屈折率の差。単色光では生じない。
  • 赤が明瞭=低矯正、緑が明瞭=過矯正(赤緑試験の原理)。
  • Seidelの5収差(球面・コマ・非点・像面湾曲・歪曲)には色収差は含まれない。

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