52PM016|第52回 視能訓練士国家試験 過去問
Goldmann 視野計検査について正しいのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
Goldmann視野計の測定原理を問う問題です。
解説
Riccoの法則により、視標が受容野より小さい範囲では、閾値は視標の面積と輝度の積(つまり全光量)で決まります。面積を半分にしても輝度を2倍にすれば同じ見え方になる、という完全な空間的加重が成り立つ範囲です。
Goldmann視野計は動的視野計、背景輝度は31.4 asb(1,000 asbは最大視標輝度)、視野の感度は中心が高く周辺で低く、視標速度は**周辺で速く(5°/秒)、中心で遅く(2〜3°/秒)**するのが適切です。
選択肢の確認
1.静的視野検査である。
誤り。Goldmann視野計は動的視野検査である。
2.一般に背景輝度は1,000 asb である。
誤り。背景輝度は31.4 asbである。
3.視野の感度は中心よりも周辺の方が高い。
誤り。視野の感度は中心のほうが高い。
4.視標の速度は中心では5°/秒、周辺では3°/秒程度がよい。
誤り。視標速度は中心で遅く、周辺で速くする。
5.視標の大きさが受容野より小さいときに閾値は視標面積と輝度の積で決まる。
正しい。視標が受容野より小さいときは面積と輝度の積で閾値が決まる(Riccoの法則)。
覚えるポイント
- Riccoの法則=小さな視標では面積×輝度(全光量)が閾値を決める。
- Goldmann視野計=背景31.4 asb、最大視標輝度1,000 asb、動的検査。
- 視標は求心性に(見えない側から見える側へ)動かす。