49AM067|第49回 視能訓練士国家試験 過去問
46歳の男性。健康診断で視神経乳頭異常を指摘され来院した。左眼の視野検査の結果(別冊No. 4)を別に示す。視野所見でみられるのはどれか。2つ選べ。

2つ選択
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正解: 1・4
正答
1、4
この問題のポイント
視神経乳頭異常を指摘された症例の視野所見を選ぶ問題です。
解説
健康診断で視神経乳頭異常を指摘され、視野に異常があれば緑内障性視神経症をまず考えます。緑内障では乳頭の上下(弓状神経線維束)が先に障害されるため、鼻側階段と**弓状暗点(Bjerrum暗点)**が典型的な所見となります。
水平半盲は虚血性視神経症、接合暗点は視交叉前部の病変、輪状暗点は網膜色素変性の所見です。
選択肢の確認
1.弓状暗点
正しい。弓状暗点は緑内障性視野障害の典型的所見である。
2.水平半盲
誤り。水平半盲は虚血性視神経症などでみられる。
3.接合暗点
誤り。接合暗点は視交叉前部の病変でみられる。
4.鼻側階段
正しい。鼻側階段は緑内障の早期に特徴的な所見である。
5.輪状暗点
誤り。輪状暗点は網膜色素変性でみられる。
覚えるポイント
- 緑内障の視野=鼻側階段→Seidel暗点→弓状暗点→半盲様欠損→管状視野。
- 水平経線を境に段差ができるのが鼻側階段。
- 眼底の神経線維層欠損の位置と視野障害は対応する。