49AM068第49回 視能訓練士国家試験 過去問

46歳の男性。健康診断で視神経乳頭異常を指摘され来院した。左眼の視野検査の結果(別冊No. 4)を別に示す。診断に有用でない検査はどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

緑内障の診断に有用でない検査を問う問題です。

解説

緑内障の診断では、眼圧検査(危険因子の評価)、眼底検査(乳頭陥凹・リムの菲薄化・神経線維層欠損)、隅角検査(開放隅角か閉塞隅角かの病型分類)、細隙灯顕微鏡検査(続発緑内障の原因検索)が必要です。

**網膜電図(ERG)**は視細胞から双極細胞までの機能を反映する検査であり、網膜神経節細胞が障害される緑内障の診断には有用ではありません。

選択肢の確認

1.眼圧検査
誤り。眼圧検査は緑内障の危険因子の評価に必要である。

2.眼底検査
誤り。眼底検査は乳頭所見の評価に不可欠である。

3.隅角検査
誤り。隅角検査は病型分類に必要である。

4.網膜電図
正しい。網膜電図は視細胞〜双極細胞の機能をみる検査で緑内障の診断には有用でない。

5.細隙灯顕微鏡検査
誤り。細隙灯顕微鏡検査は続発緑内障の原因検索に有用である。

覚えるポイント

  • 緑内障=網膜神経節細胞の障害。通常のERGでは捉えられない。
  • 診断=眼圧・乳頭所見・隅角・OCT(RNFL/GCC)・視野。
  • 神経節細胞の機能評価にはパターンERGやPhNRを用いる。

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