49PM045|第49回 視能訓練士国家試験 過去問
両眼の全外眼筋麻痺をきたすのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
両眼の全外眼筋麻痺をきたす疾患を問う問題です。
解説
Fisher症候群はGuillain-Barré症候群の亜型で、外眼筋麻痺・運動失調・腱反射消失を三徴とします。両眼の全外眼筋が障害されて眼球がほとんど動かなくなり、抗GQ1b抗体が陽性になります。先行感染の後に急性に発症し、多くは自然に回復します。
Brown症候群は内転時の上転制限、Duane症候群は外転(または内転)制限、Horner症候群は縮瞳と眼瞼下垂、MLF症候群は内転制限であり、いずれも限局した障害です。
選択肢の確認
1.Brown症候群
誤り。Brown症候群は内転時の上転制限のみである。
2.Duane症候群
誤り。Duane症候群は外転(または内転)制限のみである。
3.Fisher症候群
正しい。Fisher症候群は両眼の全外眼筋麻痺をきたす。
4.Horner症候群
誤り。Horner症候群は縮瞳と眼瞼下垂であり眼球運動障害はない。
5.MLF症候群
誤り。MLF症候群は内転制限のみである。
覚えるポイント
- Fisher症候群の三徴=外眼筋麻痺・運動失調・腱反射消失。
- 抗GQ1b抗体陽性。先行感染後に急性発症し予後は良好。
- 瞳孔異常や眼瞼下垂を伴うこともある。