50AM014|第50回 視能訓練士国家試験 過去問
外眼筋について正しいのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: 2・5
正答
2、5
この問題のポイント
外眼筋の解剖学的な数値と位置関係を問う問題です。
解説
内直筋のまつわり距離(arc of contact)は約6 mmで、外直筋(約12 mm)より短くなっています。またTillauxのらせんでは、角膜輪部から付着部までの距離は内直筋5.5 mm<下直筋6.5 mm<外直筋6.9 mm<上直筋7.7 mmで、上直筋が最も長いです。
下斜筋は下直筋の眼窩側(下方)を走行し、筋間線維膜は外直筋と上直筋の間にも存在し、Lockwood靱帯は下直筋と下斜筋の筋鞘が合わさったものです。
選択肢の確認
1.下斜筋は下直筋の眼球側を走行する。
誤り。下斜筋は下直筋の眼窩側(下方)を走行する。
2.内直筋のまつわり距離は外直筋より短い。
正しい。内直筋のまつわり距離は約6 mmで外直筋の約12 mmより短い。
3.筋間線維膜は外直筋と上直筋間には存在しない。
誤り。筋間線維膜は外直筋と上直筋の間にも存在する。
4.下斜筋と外直筋の間にLockwood 靱帯が存在する。
誤り。Lockwood靱帯は下直筋と下斜筋の筋鞘が合わさったものである。
5.四直筋の中で角膜輪部から付着部までの距離は上直筋が最も長い。
正しい。Tillauxのらせんで角膜輪部から付着部までの距離は上直筋が最も長い。
覚えるポイント
- Tillauxのらせん=内5.5<下6.5<外6.9<上7.7 mm。
- まつわり距離=内直筋6 mm、外直筋12 mm、上下直筋6.5 mm。
- Lockwood靱帯=下直筋と下斜筋の筋鞘の癒合。下方の眼球支持に関与。