50AM019|第50回 視能訓練士国家試験 過去問
調節時の変化で正しいのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
調節時に生じる眼内の変化を問う問題です。
解説
調節時には毛様体筋が収縮してZinn小帯が弛緩し、水晶体が自身の弾性で**厚くなり、前面の曲率半径が小さく(曲率が強く)**なります。これにより屈折力が増して近くに焦点が合います。
前面の変化が後面より大きいため水晶体の前面はやや前方へ移動します。角膜厚と角膜前面屈折力は調節では変化しません。
選択肢の確認
1.角膜厚が増加する。
誤り。角膜厚は調節では変化しない。
2.角膜前面屈折力が増加する。
誤り。角膜前面屈折力は調節では変化しない。
3.水晶体厚が減少する。
誤り。水晶体厚は調節時に増加する。
4.水晶体全体が後方に移動する。
誤り。水晶体前面は前方へ移動する。
5.水晶体前面曲率半径が小さくなる。
正しい。調節時には水晶体前面曲率半径が小さくなり屈折力が増す。
覚えるポイント
- 調節=毛様体筋収縮→Zinn小帯弛緩→水晶体が厚くなる。
- 前面の曲率変化が後面より大きい。前房は浅くなる。
- 調節麻痺薬は毛様体筋を弛緩させ調節を止める。