50PM028|第50回 視能訓練士国家試験 過去問
角膜について正しいのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
角膜の基本的な性質を問う問題です。
解説
角膜内皮細胞は再生しないため、外傷・手術・内皮炎などで減少していきます。細胞密度が500個/mm²未満になるとポンプ機能が破綻し、角膜実質に水が貯留して水疱性角膜症に至ります。正常は約2500〜3000個/mm²です。
知覚神経は三叉神経、上皮の入れ替わりは約1週間、実質は角膜厚の約90%、栄養は涙液・房水・輪部血管から得ています(角膜自体は無血管)。
選択肢の確認
1.知覚神経は顔面神経である。
誤り。角膜の知覚神経は三叉神経(眼神経)である。
2.上皮細胞は約4週間で入れ替わる。
誤り。上皮細胞は約1週間で入れ替わる。
3.実質の厚みは全体の約50%である。
誤り。実質は角膜厚の約90%を占める。
4.主に結膜の血管によって栄養される。
誤り。角膜は無血管で、涙液・房水・輪部血管から栄養される。
5.内皮細胞密度が500[個/mm2]未満になると水疱性角膜症になる。
正しい。内皮細胞密度が500個/mm²未満になると水疱性角膜症になる。
覚えるポイント
- 内皮細胞は再生しない。正常密度は約2500〜3000個/mm²。
- 水疱性角膜症=実質浮腫と上皮の水疱形成。治療は角膜内皮移植(DSAEK・DMEK)。
- 角膜は無血管・無色素・規則的な線維配列により透明性を保つ。