51AM025|第51回 視能訓練士国家試験 過去問
輻湊近点検査について誤っているのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
輻湊近点検査の手技と意義を問う問題です。
解説
輻湊近点検査では、近接性輻湊だけでなく、融像性輻湊・調節性輻湊を含めた輻湊機能全体を評価します。したがって「近接性輻湊のみを検査する」は誤りです。
片眼が外れる(抑制があれば複視を訴えない)ことで抑制の有無を確認でき、正常値は8 cm以内、外眼角縁から測定し、輻湊障害があると調節を伴わない光視標のほうが近点が遠くなります。
選択肢の確認
1.抑制の有無を確認できる。
誤り。抑制の有無を確認できるという記述は正しい。
2.正常値は8cm 以内である。
誤り。正常値は8 cm以内であるという記述は正しい。
3.近接性輻湊のみを検査する。
正しい。近接性輻湊のみでなく輻湊機能全体を評価するため、この記述は誤りである。
4.外眼角縁から輻湊が限界になった点までの距離を測定する。
誤り。外眼角縁から測定するという記述は正しい。
5.輻湊機能に障害があると調節視標を使用した距離より光視標の方が延長する。
誤り。光視標のほうが近点が延長するという記述は正しい。
覚えるポイント
- 輻湊近点の正常値=8〜10 cm以内。
- 調節視標=調節性輻湊が働き近点が近くなる。光視標=働かず近点が遠くなる。
- 破綻点で片眼が外れたのに複視を訴えなければ抑制がある。