第51回

51AM053|第51回 視能訓練士国家試験 過去問

筋移動術の適応にならないのはどれか。

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正解4

正答

4

この問題のポイント

筋移動術の適応を問う問題です。

解説

後天基礎型内斜視は、遠見と近見の斜視角が等しい共同性の内斜視です。眼球運動に制限はないので、通常の後転・短縮術で対応でき、筋移動術の適応にはなりません。

滑車神経麻痺(Harada-Ito法など)、交代性上斜位(上直筋の後転+Faden手術など)、後天固定内斜視(Yokoyama法)、double elevator palsy(Knapp法)では、いずれも筋の移動を伴う術式が用いられます。

選択肢の確認

1.滑車神経麻痺
誤り。滑車神経麻痺では上斜筋前部前転などの筋移動を伴う術式が用いられる。

2.交代性上斜位
誤り。交代性上斜位でも筋の移動を伴う術式が用いられる。

3.後天固定内斜視
誤り。後天固定内斜視では上外直筋結合術(Yokoyama法)が行われる。

4.後天基礎型内斜視
正しい。後天基礎型内斜視は共同性であり通常の後転・短縮術で対応する。

5.double elevator palsy
誤り。double elevator palsyではKnapp法(水平直筋の上方移動)が行われる。

覚えるポイント

  • 筋移動術=麻痺筋の作用を他の筋で代替する。Hummelsheim法・Jensen法・Knapp法。
  • 共同性斜視=後転・短縮術で対応する。
  • 後天固定内斜視=上直筋と外直筋を結合するYokoyama法。

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