51AM064|第51回 視能訓練士国家試験 過去問
外転障害がみられないのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
外転障害がみられない病態を問う問題です。
解説
開散麻痺は、遠見で内斜視となり近見では正位という病態ですが、外転そのものは正常に行えます。開散という両眼の非共同運動の障害であって、外直筋の運動障害ではないためです。
固定内斜視(強度近視性)、Möbius症候群(先天性外転神経・顔面神経麻痺)、Duane症候群Ⅰ型、先天外眼筋線維症では、いずれも外転障害がみられます。
選択肢の確認
1.開散麻痺
正しい。開散麻痺では外転そのものは正常に行える。
2.固定内斜視
誤り。固定内斜視では外転が高度に制限される。
3.Möbius 症候群
誤り。Möbius症候群では先天性外転神経麻痺により外転障害がある。
4.Duane 症候群Ⅰ型
誤り。Duane症候群Ⅰ型では外転制限がある。
5.先天外眼筋線維症〈general fibrosis syndrome〉
誤り。先天外眼筋線維症では全外眼筋の線維化により外転障害がある。
覚えるポイント
- 開散麻痺=遠見内斜視・近見正位。外転運動は正常。
- 外転障害=外転神経麻痺、Duane症候群Ⅰ型、甲状腺眼症、固定内斜視、内側壁骨折。
- 開散麻痺は頭蓋内病変の除外が必要なことがある。