51AM065|第51回 視能訓練士国家試験 過去問
眼振の記載図(別冊No. 2)を別に示す。説明で誤っているのはどれか。

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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
眼振の記載図の読み方を問う図問題です。
解説
眼振の記載図では、矢印の向きが急速相の方向、矢印の長さが振幅、矢羽の数が頻度を表し、図は検者から見た配置(左の枠が患者の右方視)で描きます。図では右方視の枠に波形の記号(眼振が疑わしい)、左方視の枠に矢羽3本の大きな矢印(振幅最大・頻度多)、正面視は矢羽1本の小さな左向き矢印、下方視は矢羽1本の小さな下向き矢印です。
上方視の枠は矢羽2本の上向き矢印で、正面視より頻度は増えているものの、矢印の長さが大きくなっているわけではなく「振幅が大きくなる」という記述は図と合いません。右方視で疑わしい、左方視で最大、下方視で小さな下向き、正面視で小さな左向き、という記述はいずれも図に合致します。
選択肢の確認
1.右方視での眼振は疑わしい。
誤り。右方視での眼振が疑わしいという記述は図に合致する。
2.左方視では最も振幅が大きく頻度も多い。
誤り。左方視で最も振幅が大きく頻度も多いという記述は図に合致する。
3.上方視では上向き眼振で振幅が大きくなる。
正しい。上方視での眼振に関する記述が図の記載と一致しない。
4.下方視では下向き眼振で振幅も小さく頻度も少ない。
誤り。下方視で下向き眼振かつ振幅も頻度も小さいという記述は図に合致する。
5.正面視では左向き眼振で振幅が小さく頻度も少ない。
誤り。正面視で左向き眼振かつ振幅が小さいという記述は図に合致する。
覚えるポイント
- 眼振の記載=矢印の向きが急速相、大きさが振幅と頻度を示す。
- 眼振の方向は急速相の向きで表記するのが慣例。
- 静止位(眼振が最小になる方向)を特定することが治療方針を決める。