51PM047|第51回 視能訓練士国家試験 過去問
角膜障害をきたすのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: 2・5
正答
2、5
この問題のポイント
角膜障害をきたす神経麻痺を問う問題です。
解説
顔面神経麻痺では眼輪筋が働かず閉瞼不全(兎眼)となり、角膜が露出し続けて乾燥性の角膜上皮障害(露出性角膜症)をきたします。三叉神経麻痺では角膜知覚が失われ、瞬目反射と涙液分泌が低下して神経麻痺性角膜症をきたします。
外転神経麻痺・滑車神経麻痺・動眼神経麻痺は眼球運動の障害であり、角膜そのものは侵されません。
選択肢の確認
1.外転神経麻痺
誤り。外転神経麻痺は眼球運動の障害であり角膜障害はきたさない。
2.顔面神経麻痺
正しい。顔面神経麻痺では閉瞼不全により露出性角膜症をきたす。
3.滑車神経麻痺
誤り。滑車神経麻痺は眼球運動の障害である。
4.動眼神経麻痺
誤り。動眼神経麻痺は眼球運動の障害である(眼瞼下垂はむしろ角膜を保護する)。
5.三叉神経麻痺
正しい。三叉神経麻痺では角膜知覚の消失により神経麻痺性角膜症をきたす。
覚えるポイント
- 顔面神経麻痺=兎眼・Bell現象・露出性角膜症。人工涙液と眼軟膏で保護する。
- 三叉神経麻痺=角膜知覚消失。痛みがないため発見が遅れ、遷延性上皮欠損となる。
- 両者が合併すると角膜穿孔の危険が高い。