51PM056|第51回 視能訓練士国家試験 過去問
1歳の内斜視の患児に斜視角の定量を行う場合、適した方法はどれか。2つ選べ。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: 1・3
正答
1、3
この問題のポイント
1歳児に適した斜視角の定量法を問う問題です。
解説
1歳児では言語応答も長い協力も得られないため、他覚的で短時間に終わる方法を選びます。Krimsky試験(プリズムで角膜反射を中央に戻して定量)とHirschberg試験(角膜反射の偏位量から概算)が適しています。
大型弱視鏡検査・Maddox杆正切尺法は自覚的応答が必要、交代プリズム遮閉試験は固視の維持と協力が必要で、いずれも1歳児では困難です。
選択肢の確認
1.Krimsky 試験
正しい。Krimsky試験は他覚的でありプリズムによる定量ができる。
2.大型弱視鏡検査
誤り。大型弱視鏡検査は自覚的応答が必要である。
3.Hirschberg 試験
正しい。Hirschberg試験は他覚的で短時間に斜視角を概算できる。
4.Maddox 杆正切尺法
誤り。Maddox杆正切尺法は自覚的応答が必要である。
5.交代プリズム遮閉試験
誤り。交代プリズム遮閉試験は固視の維持と協力が必要である。
覚えるポイント
- 乳幼児=Hirschberg試験・Krimsky試験(他覚的、応答不要)。
- 角膜反射の偏位1 mm=約7°(約15Δ)。
- 協力が得られる年齢になったら交代プリズム遮閉試験に移行する。