51PM065|第51回 視能訓練士国家試験 過去問
斜視の病型と治療の組合せで誤っているのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
斜視の病型と治療の対応を問う問題です。
解説
屈折性調節性内斜視は、遠視の未矯正による過剰調節が原因なので、遠視の完全矯正眼鏡だけで遠見も近見も正位になります。二重焦点眼鏡は不要であり、この組合せは誤りです。二重焦点眼鏡は**非屈折性(高AC/A比)**調節性内斜視に用います。
斜位近視への外直筋後転、外転神経麻痺へのJensen法、間欠性外斜視への内直筋短縮、部分調節性内斜視への遠視矯正眼鏡は、いずれも正しい組合せです。
選択肢の確認
1.斜位近視 ── 外直筋後転
誤り。斜位近視の原因となる外斜位に対して外直筋後転を行うという記述は正しい。
2.外転神経麻痺 ── Jensen 法
誤り。外転神経麻痺にJensen法を行うという記述は正しい。
3.間欠性外斜視 ── 内直筋短縮
誤り。間欠性外斜視に内直筋短縮を行うという記述は正しい。
4.部分調節性内斜視 ── 遠視矯正眼鏡
誤り。部分調節性内斜視に遠視矯正眼鏡を用いるという記述は正しい。
5.屈折性調節性内斜視 ── 二重焦点眼鏡
正しい。屈折性調節性内斜視は完全矯正眼鏡のみで正位となり、二重焦点眼鏡は用いない。
覚えるポイント
- 屈折性=完全屈折矯正眼鏡のみ。非屈折性(高AC/A比)=二重焦点眼鏡。
- 部分調節性=眼鏡装用下でも残る内斜視に手術を追加する。
- Jensen法・Hummelsheim法=外転神経麻痺に対する筋移動術。