52AM060|第52回 視能訓練士国家試験 過去問
融像の遮断で起こり得るのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
融像の遮断が原因となる病態を問う問題です。
解説
急性内斜視の一型に、片眼の遮閉や視力低下により融像が遮断されたことをきっかけに発症するもの(Swan型)があります。融像による代償が失われた結果、潜在していた内斜位が顕性化します。
屈折性調節性内斜視は遠視の未矯正、周期内斜視は原因不明の周期的変動、乳児内斜視は先天的、部分調節性内斜視は調節と非調節の要素の合併によるもので、いずれも融像の遮断が原因ではありません。
選択肢の確認
1.急性内斜視
正しい。融像の遮断により潜在していた内斜位が顕性化し急性内斜視となる。
2.屈折性調節性内斜視
誤り。屈折性調節性内斜視は遠視の未矯正による。
3.周期内斜視
誤り。周期内斜視は原因不明の周期的な変動を示す。
4.乳児内斜視
誤り。乳児内斜視は生後6か月以前に発症する先天的な病態である。
5.部分調節性内斜視
誤り。部分調節性内斜視は調節性と非調節性の要素が合併したものである。
覚えるポイント
- 急性内斜視の分類=Swan型(融像遮断)、Burian-Franceschetti型、Bielschowsky型(近視)。
- 融像遮断=片眼の遮閉、白内障、外傷による視力低下。
- 頭蓋内病変(Chiari奇形、後頭蓋窩腫瘍)の除外が必要。