第52回
52PM021|第52回 視能訓練士国家試験 過去問
Schirmer 試験Ⅰ法で異常値を示すのはどれか。
解答・解説を見る
正解3
正答
3
この問題のポイント
Schirmer試験Ⅰ法で異常を示す疾患を問う問題です。
解説
Sjögren症候群は、涙腺と唾液腺が自己免疫性に破壊される疾患で、涙液分泌が減少します。Schirmer試験Ⅰ法(無麻酔、5分間)で5 mm以下となり、ドライアイと口腔乾燥をきたします。
強膜炎・アレルギー性結膜炎・単純ヘルペス角膜炎はむしろ刺激により反射性分泌が増え、鼻涙管閉塞は排出の障害なので分泌量は正常です。
選択肢の確認
1.強膜炎
誤り。強膜炎では刺激により反射性分泌が増える。
2.鼻涙管閉塞
誤り。鼻涙管閉塞は排出の障害であり分泌量は正常である。
3.Sjögren 症候群
正しい。Sjögren症候群では涙液分泌が減少しSchirmer試験が低値となる。
4.アレルギー性結膜炎
誤り。アレルギー性結膜炎では刺激により反射性分泌が増える。
5.単純ヘルペス角膜炎
誤り。単純ヘルペス角膜炎では知覚低下により分泌が減ることはあるが、典型的な異常値をとる疾患ではない。
覚えるポイント
- Schirmer試験Ⅰ法=無麻酔、5分間。5 mm以下で涙液分泌低下。
- Sjögren症候群=涙腺・唾液腺の自己免疫性破壊。抗SS-A/SS-B抗体。
- Ⅰ変法は点眼麻酔で角結膜刺激による反射性分泌を抑える。Ⅱ法は鼻粘膜刺激による反射性分泌を評価する。
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