52PM025|第52回 視能訓練士国家試験 過去問
涙液層破壊時間〈BUT〉について誤っているのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
涙液層破壊時間(BUT)の測定と意義を問う問題です。
解説
BUTは、瞬目を止めた後に涙液層が安定して保たれるかをみる検査であり、反射性分泌を利用するものではありません。むしろフルオレセインの量が多すぎたり刺激で涙が出たりすると測定値が長く出てしまうため、少量を用いて刺激を最小にします。したがってこの記述が誤りです。
異常値は5秒以下、涙液減少型と蒸発亢進型の分類ができ、Schirmer試験よりばらつきが少なく、ドライスポットが出現するまでの時間を測る検査です。
選択肢の確認
1.反射性分泌を利用する。
正しい。反射性分泌を利用するものではなく、むしろ刺激を避けて測定する。
2.異常値は5秒以下である。
誤り。異常値が5秒以下であるという記述は正しい。
3.ドライアイを分類できる。
誤り。ドライアイの型の分類ができるという記述は正しい。
4.Schirmer 試験に比べて結果のばらつきが少ない。
誤り。Schirmer試験より結果のばらつきが少ないという記述は正しい。
5.角膜上に涙液のないドライスポットが出現するまでの時間を測定する。
誤り。ドライスポットが出現するまでの時間を測定するという記述は正しい。
覚えるポイント
- BUT=瞬目後にドライスポットが現れるまでの時間。5秒以下で異常。
- フルオレセインは少量(湿らせた試験紙)を用い、刺激を最小にする。
- 涙液減少型=Schirmerも低値。蒸発亢進型=Schirmerは正常でBUTのみ短縮。