52PM034|第52回 視能訓練士国家試験 過去問
牽引試験が陽性となる疾患はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
牽引試験が陽性となる病態を問う問題です。
解説
下直筋のfibrosis(線維化)では、筋が硬く短縮しているため他動的に眼球を上転させようとしても抵抗があり、牽引試験が陽性になります。制限性の眼球運動障害の典型です。
外転神経麻痺・核間麻痺・重症筋無力症は麻痺性で抵抗がなく、間欠性外斜視は共同性斜視で運動制限そのものがありません。
選択肢の確認
1.外転神経麻痺
誤り。外転神経麻痺は麻痺性であり抵抗はない。
2.核間麻痺
誤り。核間麻痺は麻痺性であり抵抗はない。
3.下直筋fibrosis
正しい。下直筋のfibrosisでは制限性で牽引試験が陽性となる。
4.間欠性外斜視
誤り。間欠性外斜視は共同性斜視で運動制限はない。
5.重症筋無力症
誤り。重症筋無力症は麻痺性であり抵抗はない。
覚えるポイント
- 牽引試験=制限性(抵抗あり)と麻痺性(抵抗なし)の鑑別。
- 制限性=眼窩壁骨折、甲状腺眼症、Brown症候群、fibrosis、固定内斜視。
- 麻痺性=脳神経麻痺、重症筋無力症。