55AM024|第55回 視能訓練士国家試験 過去問
牽引試験が陽性となるのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
牽引試験が陽性となる病態を問う問題です。
解説
甲状腺眼症では外眼筋が線維化して硬く短縮するため、他動的に眼球を動かそうとしても抵抗があり、牽引試験が陽性になります。制限性眼球運動障害の代表です。
MLF症候群・外転神経麻痺は麻痺性で抵抗がなく、間欠性外斜視と交代性上斜位は共同性で運動制限そのものがありません。
選択肢の確認
1.甲状腺眼症
正しい。甲状腺眼症では外眼筋の線維化により牽引試験が陽性となる。
2.MLF 症候群
誤り。MLF症候群は麻痺性であり抵抗はない。
3.外転神経麻痺
誤り。外転神経麻痺は麻痺性であり抵抗はない。
4.間欠性外斜視
誤り。間欠性外斜視は共同性斜視で運動制限はない。
5.交代性上斜位
誤り。交代性上斜位では運動制限はない。
覚えるポイント
- 牽引試験=制限性(抵抗あり)と麻痺性(抵抗なし)の鑑別。
- 制限性=甲状腺眼症、眼窩壁骨折、Brown症候群、Duane症候群、固定内斜視。
- 甲状腺眼症では下直筋の線維化により上転が制限される(I'M SLOW)。