第52回
52PM042|第52回 視能訓練士国家試験 過去問
2つ選択
鈍的外傷によって生じるのはどれか。2つ選べ。
解答・解説を見る
正解1・5
正答
1、5
この問題のポイント
鈍的外傷により生じる病態を問う問題です。
解説
鈍的外傷では、眼球が前後に圧縮され赤道方向に伸展するため、黄斑円孔(中心窩への牽引と挫傷)と網膜振盪(Berlin浮腫)が生じます。網膜振盪は受傷直後に網膜が白濁するもので、多くは数週間で軽快します。
中毒性視神経症は薬物・化学物質、脈絡膜血管腫は先天性の血管奇形、網膜色素変性は遺伝性疾患であり、いずれも外傷とは無関係です。
選択肢の確認
1.黄斑円孔
正しい。鈍的外傷により外傷性黄斑円孔が生じる。
2.中毒性視神経症
誤り。中毒性視神経症は薬物や化学物質によるものである。
3.脈絡膜血管腫
誤り。脈絡膜血管腫は先天性の血管奇形である。
4.網膜色素変性
誤り。網膜色素変性は遺伝性疾患である。
5.網膜振盪
正しい。網膜振盪(Berlin浮腫)は鈍的外傷の代表的な所見である。
覚えるポイント
- 鈍的外傷=前房出血、隅角後退、網膜振盪、脈絡膜破裂、水晶体脱臼、眼窩壁骨折、黄斑円孔。
- 網膜振盪=受傷直後の網膜白濁。多くは数週間で軽快する。
- 隅角後退は後年の続発緑内障の原因となるため長期の経過観察が必要。
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