53AM009|第53回 視能訓練士国家試験 過去問
外傷後の感染予防が必要なのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
外傷後に感染予防が必要な病態を問う問題です。
解説
強膜裂傷は眼球の全層が破れた穿孔性外傷であり、眼内へ細菌が侵入して眼内炎に至る危険があります。したがって抗菌薬の全身投与など感染予防が必須で、緊急の縫合が必要です。
隅角後退・網膜振盪・脈絡膜破裂・眼窩吹き抜け骨折は、いずれも閉鎖性(鈍的)外傷であり、眼球の連続性が保たれているため感染の危険は低くなります。
選択肢の確認
1.強膜裂傷
正しい。強膜裂傷は穿孔性外傷であり眼内炎の予防が必要である。
2.隅角後退
誤り。隅角後退は鈍的外傷による閉鎖性の損傷である。
3.網膜振盪
誤り。網膜振盪は鈍的外傷による閉鎖性の損傷である。
4.脈絡膜破裂
誤り。脈絡膜破裂は鈍的外傷による閉鎖性の損傷である。
5.眼窩吹き抜け骨折
誤り。眼窩吹き抜け骨折は眼球の連続性が保たれている。
覚えるポイント
- 穿孔性外傷=眼内炎の危険。抗菌薬全身投与と緊急縫合が必要。
- 眼内異物では交感性眼炎の危険もあり、長期の経過観察が必要。
- 穿孔が疑われたら眼球を圧迫せず、洗眼もせずに保護する。