51AM043|第51回 視能訓練士国家試験 過去問
鈍的外傷で発症しないのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
鈍的外傷で生じない病態を問う問題です。
解説
交感性眼炎は、穿孔性外傷や内眼手術を受けた眼(起交感眼)の抗原に対する自己免疫反応が、健常な僚眼(交感眼)にぶどう膜炎を起こす病態です。眼球の穿孔が前提なので、鈍的外傷では生じません。
前房出血・網膜振盪(Berlin浮腫)・水晶体脱臼・視神経管骨折は、いずれも鈍的外傷で生じます。
選択肢の確認
1.前房出血
誤り。前房出血は鈍的外傷で生じる。
2.網膜振盪
誤り。網膜振盪(Berlin浮腫)は鈍的外傷で生じる。
3.交感性眼炎
正しい。交感性眼炎は穿孔性外傷や内眼手術の後に生じるもので、鈍的外傷では生じない。
4.水晶体脱臼
誤り。水晶体脱臼は鈍的外傷で生じる。
5.視神経管骨折
誤り。視神経管骨折は鈍的外傷で生じる。
覚えるポイント
- 交感性眼炎=穿孔性外傷・内眼手術後の両眼性肉芽腫性汎ぶどう膜炎。
- 起交感眼の視力予後が不良なら、僚眼を守るため摘出を検討することがある。
- 鈍的外傷=前房出血、隅角後退、網膜振盪、水晶体脱臼、眼窩壁骨折、脈絡膜破裂。